稲刈り前に品質向上のひと手間!雑草の種子が混じらないように手で除草!
9月に入って富山はかなり涼しくなってきました。
すっかり秋模様で、稲刈りを既にはじめている田んぼもチラホラ見かけるようになりました。
金泉寺ファームズでも来週あたりから稲刈りを始める予定ですが、その前に米に雑草の種子が混ざらないようにひと手間かけています。
田んぼを歩き回って、手で除草
ちょっと前までは青々としていた田園風景ですが、今ではすっかり黄金色した大きな絨毯のようです。
そんな大きな田んぼに目立つ青い作業着。
田んぼを歩き回っています。
取っているのは、金泉寺ファームズの間で通称「マメ」。
この雑草の種子は米と同じぐらいの大きさで、米に混ざると、取り除くことが難しい厄介者です。
正式名称は、クサネム。
仮に混ざっていても米と一緒に食べても無害です。
しかし、クサネムの種子が黒いため、目立ってしまいます。
また、多く混ざっていると米の出荷時の等級も下がってしまいます。
大型農家では、色彩選別機を導入して取り除けますが、安くはない設備なので個人の農家では導入できていないのが現実です。
食べる人にとっては、手で除草していようが、機械で取り除いていようが関係ないので、色彩選別機を導入して生産性向上したいところです。
クサネムの背丈は、稲より高くなることが多いので、足で歩きまわって手で除草すると、きれいな黄金色の絨毯になるので、満足感はありますけどね(笑)
稲がきれいな黄金色になってくると、稲刈りが楽しみです。
では、今日はこのへんで。
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