農業ビジネスマガジン vol.17を読んで、農家の直販に足りないことが少しわかってきた
昨日は雨だったこともあり、農作業はお休みでした。
ということで、知識を得るためにも本や雑誌を読む時間にしていました。
最近はじめた直販について、特集を組んでいた農業ビジネスマガジンvol.17を買って読んでました。金泉寺ファームズに足りないことが少しわかってきた気がします。
お米のネット通販でもマーケティングは必要
いきなりですが、当たり前のことなんですよね。
物売るにはマーケティング。
これまで、米を売る相手といえば、農協か知り合いだけでしたから、いざネットで販路拡大だ!なんて言っても、どうやったら売れるのかは手探り状態です。
身内にWebサイト作れて、ちょっと記事が書ける農家の息子(私)がいたので、こうやってWebサイトつくってやり始めてますけど、「本当にこのままで売れるんかなぁ」という不安な日々でした。
そこで目に入ったのが、この文章!
「野菜を買う人は、どんな料理をしたがるか?取引相手をリサーチして作付けするマーケティングが重要」
三茶ファーム 代表 千田弘和さん
全力で納得。
今まで、Webサイト開設するにあたって、コンセプトとかマーケティング素人なりにやってみてましたが、所詮、私は農家の息子なので「どうやったら売れるんだろう?」が始点でした。
「富山市の金泉寺の農家が、立山連峰の雪解け水でお米つくってます!」
って言っても買って食べてもらえるかもしれない人からしたら、
「だから、どうだっての?」ですよね。
誰が、どこで、どのように作っているか。
これはただの判断材料のひとつにしかならないんですよね。
うちのお米を食べると、こんな風に生活が変わりますよ!とか、
うちのお米を贈ると、喜ばれますよ!とか、
そういった「お客さんがあなたから買う理由」がないといけないんだろうなと思っています。
これからアピール方法の修正です。
ネット販売でも直売所と似たような横並び感
「農産物直売所の売り切りノウハウ」のコーナーでも、参考になったことがあります。
今では、ネット販売が誰でもできるようになり、米農家も続々とWebサイトを開設し始めていますよね。
ネットも農産物直売所と同じように、横並び感があるなぁ、と金泉寺ファームズのWebサイトを構築し始めた頃から思っていました。
参考にしたサイトはいくつかあり、こんな感じがいいかなぁ、なんて試行錯誤しながら、Webサイトからオンラインショップを構築していました。
その結果、ぶっちゃけ、金泉寺ファームズも含めて同じような感じだなぁ、と自分自身で感じています…orz
ネット販売なので、現物をみて確かめて買ってもらうことは難しいが、消費者へのアプローチの仕方は、直売所のノウハウでも参考になった言葉がいくつかありました。
「農産物をインターネットで直販する3つの方法」なんてコーナーもあるので、これから直販はじめる人にもオススメな内容がありました。
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